IPテレフォニ・サービス事業者の米ITXCが,IP電話における音声品質の監視,評価,管理に関する技術で米国特許を取得した。同社が米国時間6月14日に明らかにしたもの。

 特許番号は,6,404,864(種別コードB1: 公開を経ない登録)。タイトルは「Article comprising a distributed call monitoring, evaluation and routing system and method therefor」である。1999年6月5日に申請し,2002年6月11日に成立した。39のクレームから成る。

 「音声をインターネットを介して送信するには,高度に管理されたオーバーレイ・ネットワークが必要となる。このとき注意深い管理がなされていない場合,音声品質は見当のつかないものになり,とても受け入れがたいものになる。当社はこれを解決すべく,高度な手法,手順,技術を用いた音声品質制御技術を開発した」(ITXC社)

 なお同社は「BestValue Routing」と呼ぶ音声トラフィック管理技術で特許を取得している。また2000年5月に米Intelと提携しており,Intel社のインターネット・テレフォニのソフトウエア技術のライセンス供与を受けている。これにより,BestValue Routingに,エコー・キャンセレーションや雑音低減などの機能を備えたIntel社のソフトウエア技術を取り入れている。

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