米Fonixが米国時間6月17日に,「Pocket PC」搭載機向けテキスト読み上げソフトウエア「iSpeak for Pocket PC」を発表した。電子メール,テキスト書類,プレゼンテーションなど,「あらゆるテキスト・ファイルを自然な音声で読み上げる」(Fonix)という。

 ユーザーはiSpeak for Pocket PCを使って,レポートや電子ブックを読める(聞ける)ほか,MP3やWave形式の音楽を楽しむことも可能。「特に運転中や運動の最中など,手がふさがっているときに役立つ」(Fonix社)

 iSpeak for Pocket PCは女性と男性を含め,11種類の音声を用意する。対応言語は米国英語。英国英語,フランス語,ドイツ語,スペイン語,スウェーデン語対応版は別途購入可能。

 「使いやすいインタフェース」(Fonix)により,デスクトップ・パソコンからPocket PC装置に素速く電子メール,WWWページ,テキスト・ファイルなどを取り込む。米Microsoftの電子メール管理ソフトウエア「Outlook」の機能を活用するほか,ソフトウエアを追加することなくMP3やWave形式の音楽ファイルをそのままのフォーマットで聴くことができる。

 iSpeak for Pocket PCを使用するためのデスクトップ・パソコンのシステム条件は,OSが「Windows 98」または「同NT」「同ME」「同2000」「同XP」,ハード・ディスク装置の空き容量は8Mバイト,CD-ROMドライブ搭載。Pocket PC装置のシステム条件は,OSが「Pocket PC 2000」または「同2002」,CPUは米Intel製「StrongARM(SA-1110)」プロセサ。2Mバイト以上の空きメモリ(すべての音声を利用するには9Mバイトを推奨),クレイドルなどのパソコン接続機能,Microsoft社の「ActiveSync」バージョン3.1以降を搭載。

 iSpeak for Pocket PCの価格は29ドル95セント。主要リセラーまたはFonix社WWWサイトで購入できる。

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