米Hewlett-Packard(HP)は米国時間6月24日に,空港やホテル,レストランといった公共の場での無線LANサービス“ホットスポット”の普及促進に向けた取り組みを発表した。

 HP社のホットスポット向けソリューションでは,HP社のサービス部門による設計,導入,管理などの能力を統合する。主要提携企業の無線アプリケーションやソフトウエア,HP社製サーバーやアクセス機器などを組み合わせる。

 同社のホットスポット向けソリューションの主な内容は以下の通り。

・無線LAN導入サービス。アクセス・ポイント,アンテナ,セキュリティ,ネットワーク統合のほか,継続した管理を含む。

・サポート・サービス。モバイル・プラットフォームおよびアプリケーションに関するサポート。

・会員サービス。主要提携企業を通じ,会費制の無線LAN接続サービスを提供。

・コンサルティングとインテグレーション・サービス。無線ネットワーク,アプリケーション,サーバー,アクセス機器などホットスポットのさまざまな要素を対象にする。

・提携企業のソフトウエアや無線アプリケーション。決済,接続,第2.5世代-第3世代/無線LANローミング,認証などの機能を含む。

・「HP OpenView」などのサービス管理製品。ネットワーク部品,QoS,配信,顧客サービスの管理用。

・モバイル・アクセス機器。無線対応のPocket PC搭載機「iPAQ」やノート・パソコン「Pocket PC」など。

・金融サービス。リースや資産管理用。

 またHP社は,iPAQの新モデル「H3900」シリーズをはじめ,ノート・パソコン「Compaq Evo」「Compaq Presari」「HP Pavilion」の新モデル7種を発表した。いずれもBluetoothや802.11へのサポート機能を備える。

 ちなみに,Analysys Consulting社によると,802.11準拠の無線LAN接続が可能なホットスポットは2007年に4万1000カ所に達し,利用者は2100万人にのぼるという。

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