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 米Hewlett-Packard(HP)が米国時間6月25日に,プリンタ市場に向けた今後の事業計画を明らかにした。2003年初頭まで50種以上の画像処理および印刷製品を市場に投入する。製造に9億ドル,研究開発に1億2500万ドル,マーケティングに2億ドルを投じているという。

 「今回の発表は3年間にわたる投資の集大成だ。写真の撮影,出力,共有を消費者がより簡単に手頃な価格で行えるようにする。製品のデザインを一新し,デジタル画像処理の普及とともに新たに発生する消費者のニーズに対応する」(HP社Imaging and Printing Group部門執行バイス・プレジデントのVyomesh Joshi氏)

 HP社は第1弾として,カラー・インクジェット・プリンタ「HP Deskjet 5550」「同3820」「同3420」を同日発表した。

 HP Deskjet 5550は4色対応で,別売りの「HP 58 Photo」カートリッジを利用すれば最大6色の印刷が可能。4800dpi相当の解像度を実現する。「Photoret IV」印刷技術により,「120万色以上の色彩を生成する。自然で生き生きとした肌のトーンを再生できる」(HP社)。4×6インチ写真サイズを縁なしで印刷できる。モノクロのテキスト印刷の場合,速度は17ppm。各種の用紙サイズとタイプに対応する。カラー印刷の場合は12ppm。「HP 56 Black」カートリッジと「HP 57 Tri-color」カートリッジが付属する。

 HP Deskjet 3820の解像度は4800dpi相当。印刷速度はモノクロが12ppm,カラーが10ppm。オプションの「HP Jetdirect」を使えば,有線/無線で複数のパソコンから利用できる。カートリッジは「HP 15 Black」「HP 78 Tri-color」が利用可能。

 HP Deskjet 3420の解像度は2400dpi。印刷速度はモノクロが10ppm,カラーが8ppm。カートリッジは「HP 27 Black」「HP 28 Tri-color」が利用可能。

 価格はDeskjet 5550が149ドル,同3820が99ドル,同3420が79ドル。

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