Bluetooth対応のLSI開発を手掛ける英Cambridge Silicon Radio(CSR)が米国時間7月3日に,フラッシュ・メモリーの供給に関して富士通と提携したことを明らかにした。

 これにより富士通は,Bluetooth製品に要求される機能を満たすフラッシュ・メモリーをCSR社に供給する。

 「富士通の3Vフラッシュ・メモリーを当社のプリファード・ソリューション(顧客に対して優先的に紹介するソリューション)として選択した。当社のすべての参照デザインに取り入れる」(CSR社北米担当副社長のEric Janson氏)

 この提携により,富士通はCSR社向けに3.0V動作の4Mビットおよび8Mビットのフラッシュ・メモリーを製造し,FBGA/CSP/TSOPパッケージで供給する。さらに富士通は,CSR社向けに1.8V動作の4Mビットと8Mビットのメモリーも製造する。

 これらのメモリーは,CSR社の「BlueCore」の付属品としてCSR社の販売チャネルを通じて販売する。また富士通も同メモリーの販売を行う。「富士通と提携したことで,当社の販売代理店は,競争力の高い価格でBlueCore製品にフラッシュ・メモリーをバンドルして販売できる」(CSR社)

 富士通は,同フラッシュ・メモリーの価格を今後12カ月間据え置いたまま,CSR社に供給していく。

 なお両社は,2002年後半に発表予定の製品を共同開発することでも合意に達しているという。

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