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 米Microsoftと米Arcot Systemsが米国時間7月9日に,Microsoft社の認証技術「.NET Passport」をArcot社の決済認証プラットフォーム「TransFort」に組み込むことで提携関係に入ると発表した。

 TransFortはリアルタイムの認証と電子署名を行い,「数億件のトランザクションを処理できる」(両社)。米Visa U.S.A.の「Verified by Visa」や米MasterCard Internationalの「MasterCard Secure Payment Application(SPA)」などのクレジット・カード認証プログラムに対応している。

 「2億件以上のユーザー・アカウントを抱える.NET Passportを組み合わせたTransFortは,世界中で1万社以上の販売事業者,3100社以上の銀行,3億人以上のカード所有者をカバーするようになる」(両社)。

 TransFortは現在,ユーザー名とパスワード,スマート・カード,「ArcotID Software Smart Card」といった数種類の認証手法をサポートしている。.NET Passportが新たなオプションとしてこれに加わることにより,消費者はシングル・サイン・オンで.NET対応WWWサイトやサービスにアクセスし,オンライン・ショッピングやクレジット・カード決済を行うことが可能。

 Microsoft社.NET Core Services Platform部門バイス・プレジデントのBrian Arbogast氏は,「インターネットでパーソナル化したサービスを提供するには,認証技術が重要だ」と説明する。「TransFortを導入しているWWWサイトやサービスで.NET Passportの認証を有効にし,電子商取引の障害を取り払う。消費者は安全で便利なオンライン・ショッピングを楽しむことができる」(同氏)

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