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 米Microsoftが米国時間7月12日に,パートナ企業コミュニティへ5億ドルを投資する計画を明らかにした。カリフォルニア州ロサンジェルスで開催中の展示会「Microsoft Fusion 2002」で同社Worldwide Partner Sales and Marketing Group部門バイス・プレジデントのAllison Watson氏が発表したもの。「過去数年における投資総額を50%上まわる金額である」(Microsoft社)

 投資計画は2002年7月から2年間にわたって実施する。今後1年間で予定金額の大半を投じる。「人材,マーケティング,サポート,ツール,プログラムに投資する。我が社の出資が,提携企業との相互の成功に明確な効果をもたらすだろう」(Watson氏)

 今回発表した計画では,リセラー,ソリューション・プロバイダ,システム・インテグレータ,ISV(独立系ソフトウエア・ベンダー),開発者などを対象とする。投資の主な内容は以下の通り。

・フィールド・スタッフの増員。アカウント・マネージャ,技術専門家,電話セールス担当など,顧客に直接ソリューションを提供する人材の強化を支援する。また,パートナ企業のアカウント・マネージャ向けトレーニングに400万ドルを投資する。

・e-learning。「eLearning Center」などで販売および技術トレーニングのカスタム化した学習手段を提供する。eLearning Centerではすでに11コースを開始しているが,今後1年でさらにコースを増やす予定。

・サポート。Microsoft社のシステムやアプリケーションに関する質問に答えるサポート・プロフェッショナルを提供する「Microsoft for Partners News Groups」の拡充。英語だけでなく,ドイツ語,フランス語,スペイン語,日本語への対応を図る。また,パートナ企業企業向けオンライン・サポート・サービス「Online Concierge for Certified Partners」を開始する。

・マーケティング。販売ソリューション・キャンペーンを展開し,宣伝,マーケティング,販売を支援する。

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