米i2 Technologiesが米国時間7月16日に,2002年4~6月期の決算を発表した。売上高は1億2000万ドルで,前年同期の2億4900万ドルからほぼ半減した。ただし同四半期の業績は「事前の予測と一致した結果になった」(i2社)。

 売上高のうちライセンス収入は2600万ドル。前年同期のライセンス収入は1億600万ドルだった。

 GAAP(会計原則)に基づく1株当たり損失は1.77ドルで,前年同期の1株当たり損失2.08ドルから改善した。なおこの数値には,繰延税資産に対する評価引当金を計上するための費用6億7100万ドルが含まれている。

 無形固定資産や購入技術の償却費用,リストラ関連費用,繰延税資産評価引当金といった一時的な費用を差し引いた,1株当たり純損失は18セント。前年同期の同じ条件の1株当たりの純損失は16セントだった。

 なお,i2社会長兼CEOのSanjiv Sidhu氏は,「収益性を速やかに回復できるように,全力をあげて取り組んでいる」と述べ,経営の合理化などを含むリストラ策について明らかにした。

 今後の開発および販売業務では,「顧客数が最も多い高機能ソリューション分野に重点を置く」(同社)という。また2002年末までに,営業費用を少なくとも30%削減できるよう,さまざまな策を講じていくという。

 i2社は2002年第3四半期に,退職手当,施設の閉鎖などリストラ関連費用として,5000万ドル超を計上する予定である。

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