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 フィンランドのNokiaは現地時間7月18日に,2002年第2四半期の決算を発表した。同期の売上高は69億3500万ユーロで,前年同期の73億4600万ユーロに比べて6%減となった。営業利益率(Pro formaベース)は,前年同期の11億3700万ユーロから12億6000万ユーロに増加し,営業利益率は15.5%から18.2%に増加している。純利益は8億6200万ユーロで,前年同期の5億8900万ユーロに比べ約46.3%増となった。希薄化後の1株当たり純利益は0.18ユーロ,前年同期は0.12ユーロだった。

 前年同期と比較して同期の売上高は6%減少している。これを事業部別でみると,Nokia Mobile Phonesがアジア太平洋地域と欧州での成長を反映して伸びをみせたが,米国における低調な売り上げを相殺して前年同期から1%の増加に留まっている。Nokia Networksは,米国における第2世代への投資が安定しているものの中国と欧州での投資が予測よりも低く,同事業部門の売上高が年間で22%減少している。

 同期において年間成長率11%の営業利益が14億ユーロのキャッシュフローを生んでいる。携帯電話では,経営利益が22%増加しているとともに,携帯電話機市場での同社のシェアは,前期および前年同期から拡大し38%に達した。

 同期は,SymbianベースのNokia 7650カメラとPDAフォンが,すでにMMSサービスが開始されている欧州とアジア太平洋地域で出荷され,顧客とユーザーから非常にポジティブなフィードバックを得ている。9月には,同社初のデュアル・モードのWCDMA/GSM電話と第3世代ネットワーク・サービスの提供を予定している。

 同年第3四半期の業績予測としては,グループ全体の売上高が前年同期の70億ユーロに対して72億~76億ユーロの範囲になると予測されている。希薄化後の1株当たり純利益は0.15~0.17ユーロの範囲になるとみられる。また,同年後期における売上高は,3~10%増加するとみている。

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