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 米Computer Associates(CA)が米国時間7月22日に,2003会計年度第1四半期(2002年4月~6月期)の決算を発表した。売上高は7億6500万ドルで,前年同期の7億1200万ドルから7%増加。純損失は6500万ドル(1株当たり損失は11セント)で,前年同期の3億4200万ドル(同59セント)から大幅に赤字額を縮小した。

 2002年4月~6月期の純損失は,財務会計基準書(FAS)142号を適用した数字である。

 製品収入は7億ドルで,前年同期の6億2900万ドルと比べて11%増加。プロフェッショナル・サービス収入は6500万ドルで,前年同期の8300万ドルから22%減少した。

 CA社社長兼CEOのSanjay Kumar氏は,「加入型(subscription)モデルの効果が明らかになりつつある」と述べ,「技術関連の支出は大幅に抑制されており,わずかな例外を除いて,情報技術ベンダーはソフトウエア収入が減少している。しかしCA社は加入型モデルによる繰り延べ収入があるため,おおむね予測通りの製品収入を報告することができた」,と説明した。

 また,プロフェッショナル・サービス収入の減少についてKumar氏は,「ITサービス業界全体に影響を与えた支出抑制が主な要因」と述べた。

 同社は今後の業績見通しについても明らかにした。2003会計年度通年の売上高は31億ドル~32億ドルの範囲。「予想以上に経済回復に時間がかかっているため」(CA社),当初の予測である32億ドル~32億6000万ドルを下方修正する。希薄化後の1株当たり営業利益は当初の予測通り10セント~13セントの見込み。

 2003会計年度第2四半期(2002年7月~9月期)の売上高は7億6000万ドル~7億7500万ドルの範囲,希薄化後の1株当たり営業利益は1セント~2セントとみる。

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