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 米Overture Servicesが米国時間7月25日に,2002年第2四半期の決算を発表した。
売上高は1億5250万ドルで,前年同期の6250万ドルに比べ144%増,前期の1億4280万ドルに比べ7%増となった。

 純利益は1750万ドル,希薄化後1株当たり純利益は0.29ドル。前年同期の損益は2900万ドルの赤字だった。

 EBITDA(利子,税金,減価償却費控除前利益)は3230万ドル。前年同期のEBITDAは5万2000ドル,前期のEBITDAは3250万ドルだった。

 2002年前半の業績では,売上高が2億9530万ドルで,前年同期に比べ158%増。純利益は4680万ドル(希薄化後1株当たり純利益は0.78ドル)となった。前年同期は960万ドルの赤字だった。

 Overture社は,検索結果の表示画面にスポンサー企業のリンクを優先表示するリスティング・サービスを手がける企業。優先表示された検索結果をユーザーがクリックした際に,広告主からOverture社に広告料金が支払われるという仕組み。

 同社は米Yahoo!,米AltaVista,米CNET Networks,米Microsoftのインターネット事業であるMSNが運営するMSN.comにこのサービスを提供しているほか,7月1日には日本でも営業を始めている(関連記事)。

 なお,こうした検索サービスは,「利用者が通常の検索結果と混同する恐れがあり,不利益を被る恐れがある」としてオレゴン州の消費者団体Commercial Alert(CA)が2001年7月にFTC(連邦取引委員会)に調査を要請していた(発表資料)。CAによるとFTCは今年6月末にCAの要請を受け,検索エンジン各社に対し,こうした“広告”を一般の検索結果とは明確に区別するよう警告したという。

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