台湾のDas Technologyが現地時間8月5日に,Webメール・システム「LMAIL」を発表した。Linux対応のPOSTFIXメール・サーバーをベースにする。

 LMAILは「Windows 98」「同ME」「同XP」「同NT」「同2000」対応のクライアント・ソフトウエアが付属するため,既存の「Outlook」および「Outlook Express」のメールやアドレス帳をLMAILに移行できる。「ユーザーはすべての既存メールやアドレス帳に,いかなるブラウザからでもアクセス可能」(Das Technology社)

 LMAILにはDas Technology社の「LSP」を組み込んでいる。LSPはWindows NTや同2000サーバーのユーザー,グループ,パスワード,共有ファイル,アクセス権,WWWおよびFTPディレクトリ,IIS設定をLinuxへ自動的に移行するソフト。Windowsと同様のGUIツールを備えており,「これまでLinuxを一度も使ったことがないユーザーでも数分で使いこなせるようになる」(Das Technology社)としている。

 LMAILの主な特徴は以下の通り。

・Windows NTおよび同2000からLinuxへのシームレスな移行。

・「LSP 3.0」が各ユーザーのLMAIL向けメールボックス割り当てを設定。

・メール・キュー管理機能。

 「我が社の目標は,Windows NTおよび同2000管理者やWindowsユーザーを,低コストおよびわずかな学習でLinuxに移行できるようにすること。LMAIL 2.0では『Exchange』サーバーの移行を目指す」(Das Technology社社長のAdam Wu氏)

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