日立製作所の米国法人Hitachi America傘下のHitachi Semiconductor (America) は,同社の小型メモリー・カードが「MultiMediaCard」のシステム仕様「3.1版」の互換性試験に合格したと米国時間8月5日,発表した。

 「3.1版でMMCAの承認を得た最初のデバイスとなる」(同社)

 試験に合格したのは,「Hitachi HB28xxxxMM2」と呼ぶ製品系列。32Mバイト,64Mバイト,128Mバイト品である。標準化団体MultiMediaCard Association(MMCA)がこれら製品に対して承認を行い,互換性認定ロゴを付与したという。同製品系列のデータ転送速度は最大1.6Mバイト/秒と「第1世代のMultiMediaCards製品に比べて最大6倍速い」(同社)。

 「当社の,小型で堅牢なHB28xxxxMM2製品を機器に差し込むことで,便利で安全に,デジタル・データの取り出しやデータ交換が行える」(同社マーケティング・マネジャーのVictor Tsai氏)

 なお,Hitachi Semiconductor (America) 社は,HB28xxxxMM2の量産出荷をすでに始めている。また,同社は今後,容量が256Mバイトの高密度製品や停電圧製品の開発を進めていく,という計画も明らかにしている。

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