米Adobe Systems社が米国時間9月9日に,画像サーバー・ソフトウェア「Adobe Graphics Server(旧称「Adobe AlterCast」)」の新版「同2.0」を発表した。新版では,イメージ生産タスクの自動化により,イメージ作成とアップデートの時間とコストを大幅に縮小している。また資産管理と電子商取引アプリケーションにも容易に統合できるようになった。

 同製品は,ネットワーク・パブリッシングのワークフローをサポートしている。そのため,企業は,異なるメディアで使われるイメージの作成,アップデート,再利用が容易にできるとともに,雑誌,看板,Webサイトなどさまざまなメディアにおいて,製品のイメージとその他のビジュアルに一貫性を持たせることができる。また,「Adobe Photoshop」,「同Illustrator」,「同GoLive」,「同InDesign」を利用して,同サーバーで自動的にアップデートされる新しいテンプレートも作れる。

 同社の他製品とファイル形式と統合することにより,複雑なワークフロー,グラフィックが豊富なWWWサイトや印刷物を利用する企業は,高品質でカスタマイズされたイメージを複数形式で作成,自動化,配信するための効率的なプロセスを設定できるようになる。

 同製品は,BEA,IBM,iPlanet,Oracleなどの主要アプリケーション・サーバー上で動作する。新しい機能としては,「Encapsulated PostScript(EPS)」と「Adobe Portable Document Format(PDF)」のサポート,SVGファイルからPDAへの変換,イメージ・メタデータと「Adobe Photoshop 7.0」ネイティブ・ファイルとエンジンンのサポート強化,CMYKイメージ操作,クリッピング・パスのサポートなどが追加されている。

 「Adobe Graphics Server 2.0」は, 2002年末までに同社の正規代理店,VAR,システム・インテグレータを通じて配布される予定。OEM契約の一部として,「Documentum Media Services」と「MediaBin Brand Asset Management」が付属する。米国における小売推定価格は,単一 CPU システム向けで7500ドル。「Adobe AlterCast」からのアップグレードが,単一CPU向けで2250ドル。ライセンスと価格に関する詳細は,同社WWWサイトに掲載されている。

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