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 フィンランドのNokiaが現地時間9月10日に,2002年第3四半期業績見通しの中間修正を発表した。総売上高は71億ユーロ~74億ユーロ(約69億ドル~72億ドル)になる見通し。希薄化後の1株当たり利益は,事前予測である0.15ユーロ~0.17ユーロ(約15セント~17セント)の範囲内で中間値を上回るとみる。

 第3四半期における売上高を事業部門別にみると,Nokia Mobile Phones事業の売上高は,前年同期と比べ4%~9%伸びる見通しで,事前に予測した範囲内である。一時的な費用を除いた営業利益率は,デジタル・カメラ付き携帯電話機「Nokia 3650」などの新製品の売れ行きが好調なため,20%以上になるとみる。

 第3四半期の最初の2カ月に,とりわけ欧州で需要が盛り返したことなどから,2002年における携帯電話機の販売台数は約4億台に達する見通しだ。

 Nokia Networks事業の売上高は前年同期と比べ約5%減,一時的な費用を除いた営業利益率は約5%になる。通信事業者による投資が当初の予想を大幅に下回っており,GSM電話を取り巻く状況が相変わらず厳しいためである。一方WCDMA機器は,このまま技術的な目標を達成できれば,第3四半期には約5億ユーロ(約4億8000万ドル)の売り上げを創出できるとみる。

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