米Entrustは米国時間9月19日に,同社の製品を米Sun Microsystemsのネットワーク認証ソリューション「Sun ONE Platform for Network Identity」に対応させることでSun社と戦略的提携を結んだと発表した。

 Sun ONE Platform for Network Identityは,ネットワーク認証ソリューション向け仕様「Liberty Alliance version 1.0」に対応した「Sun ONE Identity Server 6」「Sun ONE Directory Server 5.2」「Solaris 9 Operating Environment(OE)」などのソフトウエア,各種サービス,ハードウエアを提供する。

 Entrust社はすでに個人認証ソフトウエア「Entrust TruePass」,インターネット・セキュリティ管理ソフトウエア「Entrust Authority」,WWWアクセス管理ソフトウエア「Entrust GetAccess」を,Sun社のディレクトリ・サーバー「Sun ONE Directory Server」とWWWサーバー「Sun ONE Web Server」に移植している。Entrust TruePassとEntrust GetAccessについては,Sun社のポータル・サーバー「Sun ONE Portal Server」および「Sun ONE Portal Server Secure Remote Access」への対応を進めているという。Sun ONE Portal Server Secure Remote AccessとEntrust社製品を組み合わせることにより,遠隔地にいるユーザーはポータル・サイトのあらゆるアプリケーションやサービスを安全に利用できる。

 「今回の提携は,安全なネットワーク認証ソリューションの提供における両社の関係拡大を示すもの。これまで以上にSun社と密に連携し,企業や政府機関が信頼性の高い包括的な電子商取引ソリューションを導入できるようにする」(Entrust社会長,社長兼CEOのBill Conner氏)

 Entrust社の製品は,重要なアプリケーションをオンラインで利用するための安全性を確保する。自動でアクセス権を管理可能。「例えば行政機関が市民とのやりとりに利用し,プライバシを保護しながら書類処理の労力やコストを削減することができる」(Entrust社)

【おわびと訂正】
記事掲載当初,第3段落で
>>Sun社のディレクトリ・サーバー「Sun ONE Web Server」と
>>WWWサーバー「Sun ONE Directory Server」に移植している。
としましたが,正しくは >>Sun社のディレクトリ・サーバー」「Sun ONE Directory Server」と
>>WWWサーバー「Sun ONE Web Server」に移植している。
でした。おわびして訂正します。

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