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 米Hewlett-Packard(HP)はドイツで現地時間9月24日に,デジタル現像プリントに関してデジタル画像処理用ソフトウエア・ベンダーの英Pixology,店舗向けインタラクティブ機器開発の英ePOINTと提携関係に入ることを明らかにした。HP社はこれら2社と協力し,消費者がデジタル・カメラや銀塩カメラで撮影した映像を手軽に現像に出すためのソリューションを提供する。

 3社は2002年9月25~30日にドイツのケルンで開催される展示会「Photokina 2002」で同ソリューションのデモンストレーションを行う。

 同ソリューションはHP社のデジタル画像処理アーキテクチャをベースにし,ePOINT社のインタラクティブ・ハードウエア・プラットフォームとPixology社のデジタル写真撮影プラットフォームを用いる。HP社はこれらの技術を組み合わせ,消費者が家庭のパソコンから,あるいは店舗内の装置で簡単に現像を注文できるシステムを構築した。

 現像を申し込むと,注文はPixology社のソフトウエアを介してデジタル現像プリント・システム「Phogenix DFX」に送られる。Phogenix DFXではHP社のインクジェット・プリント技術と画像処理技術を利用する。注文に応じてオリジナルの写真パッケージや写真CDの作成が可能。写真CDはHP社のソフトウエア「Memories Disc Creator」を利用してパソコンやDVDプレーヤで閲覧することができる。

 またHP社は,小売店の顧客が写真を掲載,保存,共有できるよう,小売店のWWWサイト開設を支援する。

 Pixology社CEOのYuval Yashiv氏は,「デジタル写真撮影を大衆市場に広めるためには,写真を収集,現像,配布するためのシンプルな手法が必要だ」と説明した。

 HP社は同ソリューションのパイロット・プログラムを2002年秋に開始する予定である。

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