米Guardian Digitalが米国時間9月24日に,Linuxサーバー向けセキュリティ・ツール「EnGarde Secure Professional」を正式発表した。

 EnGarde Secure Professionalは,Linuxをサーバーとするシステムのセキュリティ対策に向けた包括的なソフトウエア・ソリューションであり,「数千件ものWWWサイトと電子メール・ドメインに対応できる経済的な検証済みプラットフォームを提供する。セキュリティの確保と管理の容易さを主眼に設計しており,組織はサポートとインフラのコストを削減すると同時に生産性を向上できる」(Guardian Digital社)。

 Guardian Digital社CEOのDave Wreski氏は,「今日の企業は,WWWサーバーとしてLinuxを選択することが極めて多くなっている」と説明する。「EnGarde Secure Professionalでは,Linux管理者やセキュリティ担当者を確保しなくても,迅速かつ安全にオンライン・プレゼンスを構築できる。さらに,堅牢な侵入検知機器やファイアウオールの構築も可能だ。そのため,業務に利用できる経済的なエンタプライズ・ソリューションといえる」(同氏)

 また同社は顧客に向けたオンライン・サービス「Guardian Digital Secure Network」も提供する。これにより顧客は,同社の技術サポートへの問い合わせや,新しいソフトウエアのインストール,製品のアップデートが行える。

 EnGarde Secure Professionalの主な機能は以下の通り。

・設定済みのWWW/eメール/データベース/DNSサーバー。:インターネット・サービス・プロバイダ(ISP),アプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP),成長の速い企業に向ける。

・WWWベースの管理システム:組織がオンライン・プレゼンスを迅速かつ安全に確立できる。

・Guardian Digital Secure Network:最新ソフトウエア・アップデート,セキュリティ報告,テクニカル・サポートなどの利用が可能。

・Security Control Center:アクセス制御,SSL認証,SSH鍵管理機能など。

・EnGarde Auditing System:サーバーの動作状況を調べるためのリアルタイム監査情報機能。

・ネットワークおよびホストに対する侵入検知機能:トロイの木馬や不正なシステム・アクセスに対する防御を行う。

 EnGarde Secure Professionalの価格は549ドル。「EnGarde Secure Workgroup Suite」は49.95ドル。いずれも,Guardian Digital社のWWWサイトや各種販売チャネルですでに購入可能となっている。すべのて製品に,購入後60日間無料のインストールおよび設定サポートが付属する。登録顧客はGuardian Digital Secure Networkを無料で試用できる。

 さらにEnGarde Secure Professionalは,設定済みのターンキー・ラックマウント対応インターネット・サーバー「Guardian Digital Linux Lockbox」にも付属する。

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