PR

 エンタープライズ・コンテンツ・マネージメント(ECM)を提供する米Documentum社が,コラボレーション・ソフトウエア・プロバイダの米eRoom Technology社を買収することで合意したと米国時間10月3日に発表した。

 同社は,eRoom社の現在の資本見積り額をベースとして,すべての発行済み株式資本に対して,Documentum社の普通株およそ7700万株を発行するとともに現金でおよそ1260万ドル支払う。さらに,eRoom社のストック・オプション権利の行使に備えて1700万株を準備する。買収は,2002年12月に完了が予定されている。

 両社は,協調的なコンテンツ・アプリケーションに向けて完全に統合されたECM基本の提供を計画している。現在のeRoom製品のユーザーは,協調的なインタラクションにコンテンツ管理機能を追加でき,Documentum製品のユーザーは,コンテンツの作成,管理,配信,アーカイブでコラボレーションが可能となる。

 Documentum社のECMプラットフォームにリアルタイムのコラボレーション機能を組み込み,プロジェクト・チームは仮想ワークスペース上で共同でコンテンツの作成,問題の解消,スケジュールやリソースの管理ができる。また,関連性があるコンテンツ,チーム・コラボレーション,活動は,記録して後に参照したり別の企業コンテンツとプロセスに統合することができる。

 買収手続きの完了に従い,Documentum社は両社の販売チャネルを通じてeRoom社の製品とECMプラットフォームを販売する。同社は,すべてのコンテンツ・リッチのアプリケーションでコラボレーション機能を持たせるために,さらにeRoom社の技術を同社のECMプラットフォームに統合させることを計画している。

 ちなみに,同社の2002年第3四半期における暫定的な収益は,5500万~5600万ドルだった。1株当たりの収益は,0.03~0.04ドルなると予測している。

◎関連記事
米コンベラ,検索技術「RetrievalWare」を米ドキュメンタムの「Documentum 5」対応へ
「Global 2000企業はeビジネスを活用しきれていない」--米ドキュメンタムの調査
日本ドキュメンタム,XML対応のWebコンテンツ管理ソフト発売
米インクトゥミ,企業向けのコンテンツ配信インフラ・ソフト群を発表
「企業向けアプリケーション市は2006年に700億ドル規模」,米AMRの調査

発表資料へ