米D-Link社はIEEE 802.11a/11b両対応のデュアル・バンド無線PCIアダプタ「D-Link AirPro DWL-AB520」を米国時間10月3日に発表した。同無線デスクトップ・アダプタは,無線周波数2.4GHzと5GHz帯のネットワーク間のギャップを埋め,IEEE無線ネットワークに対する完全な互換性を提供する。

 同製品は,完全にスケーラブルなソリューションで,1つのPCIデスクトップ・アダプタに両方の標準に対する無線を統合することにより,現在広く普及している802.11bの2.4GHz帯の無線環境に対する投資を無駄にすることなく, 802.11aの5GHz帯への移行手段を提供する。

 同アダプタは,5GHz帯の54Mビット/秒と2.4GHz帯の11Mビット/秒の高速無線ネットワーキング向けて802.11aと802.11b無線の両方に対応する。最新のデータ・セキュリティ暗号化などを含めたセキュリティも提供している。11aと11b無線を単一の小型ユニットに統合することにより,ユーザーは,2.4GHz帯の3チャネル(周波数の重なりなし)と5GHz帯の8チャネル(周波数の重なりなし)を活用できるようになる。そのため,Windows XPの802.1xユーザー認証を実装したり,Advanced Encryption Security(AES)を有効にしても,遅延時間なく大規模で複数クライアントを持つ無線ネットワークの構築が可能になる。

 D-Link AirPro DWL-AB520は,同年10月1日から正規代理店,再販業者,ディストリビューション・バートナを通じて出荷されている。希望小売価格は189.99ドル,推定店頭価格は159.99ドル。3年間の保証とドライバ・アップデートを含む24時間体制の無償技術サポートがついている。

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