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 米Network Associatesは米国時間10月10日,2002年第3四半期の決算を発表した。連結売上高は2億3220万ドルで,前年同期の2億560万ドルから増収。純利益は910万ドル(希薄化後の1株当たり利益は6セント)で,これには,米McAfee.com買収に関する費用が含まれる。前年同期の純損失は1130万ドル(希薄化後の1株当たり損失は8セント)だった。

 2002年第3四半期におけるMcAfee.com社の業績を除いた場合の売上高は2億1120万ドルで,一時的な費用を含まない純利益は2700万ドル(希薄化後の1株当たり利益は15セント)となる。前年同期は売上高が1億8950万ドル。一時的な費用を含まない純利益は850万ドル(希薄化後の1株当たり利益は5セント)だった。

 「McAfee.com社株の公開買い付け完了により,消費者および小規模企業市場における新たな成長の可能性が生まれている。また,次世代無線やオンライン・コンピュータ・セキュリティに関する取り組みも進んでいる」(Network Associates社会長兼CEOのGeorge Samenuk氏)

 McAfee.com社は現在,Network Associates社McAfee Consumerグループの一部となっている。同グループは消費者とSOHOに焦点を当て,広範なソフトウエア,ハードウエア,オンライン・サービスを提供する。

 そのほか,Network Associates社が2002年第3四半期に行った主な施策には,米国防総省国防情報システム局(DISA)との5年間にわたる契約の締結,米Traxessの買収などが含まれる。Traxess社の技術を取り入れた製品「InfiniStream」の第1弾は2003年前半にリリースする予定である。

 また,同社は今後の見通しについても明らかにした。2002年第4四半期の売上高は2億5200万ドル~2億5700万ドルの範囲。一時的な費用を除いた1株当たり利益は24セント~26セントと予測する。2003年通年の売上高は10億ドル~10億3000万ドル,一時的な費用を除いた1株当たり利益は70セント~75セントとみている。

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