米NVIDIAが米国時間10月14日に,モバイル用グラフィックスLSI(GPU:Graphics Processing Unit)「NVIDIA GeForce4 460 Go」を発表した。薄型軽量ノート・パソコンに向ける。

 「GeForce4 460 Goは,1W当たりの性能が業界で最高レベルを示し,豊富な機能を提供する」(NVIDIA社)。低消費電力技術「PowerMizer」をはじめ,DVDやビデオ再生のためのビデオ処理専用エンジン,高速グラフィックス向けメモリー・アーキテクチャを備える。

 PowerMizerにより,ユーザーは各自のコンピューティング環境に合った電力管理設定を行うことができる。CPUの負荷を低減し,グラフィックス・サブシステムの電力を節約することで,マシンの消費電力を抑える。動作電圧は1.575V。バッテリ・モードを最大にした設定で標準的なオフィス・アプリケーションを利用する場合,グラフィックスLSIの消費電力は平均0.5Wという。

 NVIDIA社モバイル製品管理部門上級ディレクタのSunder Velamuri氏は,「ノート・パソコンの性能に対する要求が高まるにつれ,パフォーマンスと消費電力のバランスはモバイル・ユーザーを引きつけるカギとなっている」と説明した。

 GeForce4 460 Goは,東芝の米国法人Toshiba America Information Systemsのノート・パソコン「Satellite 5205-S703」に搭載されている。

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