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 英ARM Holdingsは英国時間10月15日に,2002年第3四半期の決算と2002年1~9月の業績を発表した。2002年第3四半期の売上高は3330万ポンド(約5168万ドル)で,前年同期の3760万ポンド(約5836万ドル)から11%減少。税引き前利益は800万ポンド(約1242万ドル)で,前年同期の1290万ポンド(約2002万ドル)と比べ38%減少した。なお,当期決算の数値は未監査である。

 希薄化後の1株当たり利益は0.6ペンス(2.7セント/ADS:American Depositary Share)で,前年同期の0.9ペンス(3.8セント/ADS)から低下した。

 「2002年第3四半期の業績は,10月2日に発表した予測と一致する結果となった」(ARM社)

 2002年1月~9月までの業績をみた場合,売上高は1億1860万ポンド(約1億8410万ドル)で,前年同期の1億610万ポンド(約1億6470万ドル)より12%増加。税引き前利益は3990万ポンド(約6194万ドル)で,前年同期の3650万ポンド(約5666万ドル)から9%増加。また,希薄化後の1株当たり利益は,前年同期の2.4ペンス(10.7セント/ADS)から2.7ペンス(12.9セント/ADS)に増加した。

 またARM社は,年内に従業員の約10%を削減し,年間約500万ポンド(約776万ドル)のコスト節約を図る予定であることを明らかにした。

 AMR社CEOのWarren East氏は,「長引く半導体業界の低迷が,同社の業績に少なからぬ影響を及ぼした。しかし,当社のビジネス・モデルは堅牢で回復力が早い。また,従業員の削減などを行い, 市場の状況が少しでも改善したら好機を逃すことがないように備えるつもりだ。当座は競争力の維持,無線市場におけるリーダーシップの確立,新たな市場への参入などに重点をおく」と説明した。

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