GSMネットワークの業界団体GSM Associationは,世界各地の大手無線ネットワーク企業からCEOクラスの役員が参加する新たな諮問委員会「CEO Advisory Group」を発足させる。GSM Associationがトルコのイスタンブールで現地時間10月16日に明らかにしたもので,同委員会は2003年1月1日より活動を開始する。

 同委員会の活動目的についてGSM Associationは,「新たなサービスと第3世代無線ネットワークの導入を加速すること」と説明する。「CEO Advisory Groupは全世界の無線業界に対しリーダーシップを発揮し,戦略的な方針を提示していく」(GSM Association)

 「同委員会により,GSM Associationはこれまで以上に力を持ち,発言力を強めることになる。通信事業者からの要望を業界全体で認識し,商業的な面から優先順位付けを行い,実装を促進する」(GSM Association)

 なおCEO Advisory Groupは,以下の企業から参加する21人の委員で構成する。英Vodafone,米Orange,ドイツT-Mobile,NTTドコモ,中国China Mobile,Singtel Optus社,米Cingular Wireless,TIM社,スペインTelefonica,Sonera社,米AT&T Wireless,SUNDAY Communications社。

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