米Microsoftは米国時間10月21日,テレマティックス向けソフトウエア・プラットフォーム,Windows CE for Automotiveの名称を「Windows Automotive」に変更すると発表した。Windows Automotiveは2003年前半に自動車メーカー,サプライヤ,開発者向けにリリースする予定である。

 Windows Automotiveは組み込み用途向けOS,Windows CEをベースにし,.NET戦略をハンドヘルド機器に広げる「.NET Compact Framework」を取り入れる。運転者や同乗者が幅広いWebサービスをはじめ,Windows搭載装置の各種機能をシームレスに利用できる環境を目指す。音声認識技術やBluetooth技術をネイティブでサポートする。

 Microsoft社はWindows Automotiveにより,人々が家庭や職場ですでに活用しているWebサービスやソフトウエアを車内でも利用できるようにし,「自動車を情報ネットワーク化する『Connected Car』構想の実現を図る」(Microsoft社)としている。

 「Microsoft社はテレマティックス向け技術インフラ,製品,サービスを提供するために必要な資産を所有している。自動車業界における製品の差別化,顧客関係の向上,新たな収入源の獲得を可能にし,運転者や同乗者のニーズに対応したテレマティックス・ソリューションの開発を支援する」(Microsoft社技術開発担当バイス・プレジデントのDick Brass氏)

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