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 米Borland Softwareが米国時間10月30日に,米TogetherSoft社を買収することで最終合意に達したと発表した。取り引きは現金8250万ドルとBorland社の普通株式905万株で行われる。10月29日付けの終値11.34ドルを元に換算すると,取引きは総額1億8500万ドル規模となる。

 現在,両社の取締役員会が買収を承認している。買収手続きの完了は,TogetherSoft社株主の承認や行政の認可を経て,2002年第4四半期または2003年第1四半期に予定されている。

 TogetherSoft社は,ソフトウエアの開発プロセスを高速化する開発ソリューションを提供している。ノースカロライナ州ローリーを拠点としており,およそ390名の従業員を抱え,世界におよそ4000社の顧客を持つ。同社のソリューションは,すべての主なエンタープライズ・プラットフォームとJava,C++,Visual Basic,VB.NET,C#などの言語で動作する。過去4四半期を通じて,およそ5100万ドルの収益を上げている。

 買収により,Borland社は同社の技術に設計と分析機能を追加し,ソフトウエア・アプリケーション開発市場における競争力を強化する。およそ80名の販売員が追加され,米国と欧州におけるプレゼンスを強めるとともに,研究開発の面でも3カ所の開発センターを追加し,研究開発能力の拡張が期待できる。米IDCの調査によれば,現在90億ドル規模の同市場は,2006年までに150億ドル規模を超えると予測されている。

 買収取り引き完了後,Borland社は「Borland JBuilder」と「Together ControlCenter」製品ラインの両方に投資を続けることにより,Java,.Net,その他すべての主要プラットフォームの設計を開発を統合する混合ソリューションの作成を予定している。他のプロバイダの製品とともに,主要IDEで動作するTogetherSoft社の設計と分析ソリューションを提供する戦略を引き続きサポートする。また,TogetherSoft社の現行の製品を拡張して,間接チャネルをターゲットとするバージョンを提供する。

 Borland社は,同社の買収により2003年に6000万ドル~7500万ドルの収入増加を見込んでいる。

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