米Microsoft社が米国時間10月30日に,SALT対応音声ソフトウエア開発キットのベータ版「.NET Speech software development kit(SDK)1.0 beta 2」のリリースを発表した。また,同日「.NET Speech」プラットフォームの技術的プレビュ,新しい共同開発プログラムであるJDP(Joint Development Program)も発表している。

 「.NET Speech SDK 1.0 beta 2」は,SALT(Speech Application Language Tags)ベースの音声のみのテレフォニ・アプリケーションの作成と,テスティングのためのツール・セットを収録している。また,Internet Explorerのブラウザを使ったデスクトップPCやタブレットPCなどのクライアント上におけるマルチモーダルの音声アプリケーションの開発もサポートする。

 同ベータ版では,テレフォニとマルチモーダル・アプリケーション向けに,文法,プロンプトの作成と編集ツール,デバッギング・ツールの機能を強化している。新しい機能としては,文法オーサリング向けのW3C標準と互換性を持つ形式,再利用可能なスビーチ・テレフォニとアプリケーション・コントロールのライブラリ,文法ライブラリなどが提供される。同リリースの詳細は,同社WWWサイトに記載されている。

 また同社は,「.NET Speech」プラットフォーム上で「.NET Speech SDK」を使ってアプリケーションの構築と配備を行う企業顧客とパートナ向けの共同開発プログラムである,JDP(Joint Development Program)も発表した。同社は同日,「.NET Speech」プラットフォームの技術プレビューを発表しているが,これはJDPの参加者だけが入手可能となっている。

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