米Oracleが米国時間11月8日に,教育機関向けWWWサイト作成ソフトウエアの新版「Think.com - version 3.0」を発表した。教師や生徒が電子メール・アカウントを取得し,簡単にWWWコミュニティを構築できるようにする。

 Think.comは一般的なブラウザで利用可能。生徒は個人のWWWページにテキストや画像を掲載したり,Think.comコミュニティでディスカッションを開催できる。一方教師は,宿題を指示したり,技術スキルを生徒に提供することが可能。電子メールとWWWページはパスワードで保護される。

 「Think.com - version 3.0を使って,教師はインタラクティブなマルチメディア・プロジェクトを数分で構築できる」(Oracle社Think.com部門バイス・プレジデントのNicole Melander氏)

 バージョン3.0では,「Parent Page」機能やバディ・リスト機能を追加した。Parent Pageでは,生徒の親が宿題のテーマやクラスのスケジュールなどを閲覧できる。また,生徒は友人がオンラインにアクセスしているかバディ・リストで確認して電子メールを送信することが可能。電子メールには,添付ファイル遮断,外部電子メールのアクセス防止,不適切な言葉を含むメッセージの監視といった機能が加わった。

 Melander氏によると,バージョン3.0の開発にあたって親と教師に意見を仰いだところ,「教師と親のコミュニケーション・ツール」が最も望む機能として挙げられたという。

 Think.com - version 3.0は米国と英国の小学校および中学校を対象に無償で提供する。また,チリ,タイ,ニュージーランド,中国で試験プログラムを実施する。一般向けリリースは年内を予定している。

◎関連記事
米アップル,デスクトップを遠隔操作・監視する「Apple Remote Desktop」を発表
「米国ティーンはネットをフル活用,利用時間が最も長い都市はピッツバーグ」,AOLの調査
「勉強や宿題はインターネットで済ます,10代は図書館より重視」と米調査
米AOLが学校向けオンライン・サービス「AOL@SCHOOL Version 2.0」を発表
米マイクロソフトが小中高教育に向けた「Class Server」の次世代版を発表
「やっぱり教育市場!」,米アップルが学生情報システムのPowerSchoolを買収
「学校でもハンドヘルド・コンピュータは役に立つ?」--米SRI Internationalと米Palmが調査
「子供がいる米国家庭のパソコン所有率は70%以上,他の技術製品の利用度も高い」,米調査

[発表資料へ]