米Hewlett-Packard(HP)は米国時間11月11日に,同社社長のMichael D. Capellas氏が退任することを明らかにした。HP社役員会からも退き,「新たなキャリアに専念する」としている。

 Capellas氏退任についてHP社会長兼CEOのCarly Fiorina氏は,「わが社は至極当然の転換期に達した」とコメントした。「Capellas氏は合併に終始取り組み,今,仲間たちの苦労に感謝している。わが社は合併による当期の目標をすべて実施し,またそれ以上の成果をあげている」(Fiorina氏)

 またFiorina氏は,「Capellas氏の決断を支持する。同氏の献身に,役員会,経営陣,従業員を代表して感謝したい」との言葉を贈った。

 一方Capellas氏は,「HP社に従事してきたことを誇りに思う。私はHP社を去ることに不安はない。なぜなら,合併後の経過が順調で,市場でのはずみもつき,経営陣が力を発揮しているからだ。Fiorina氏と彼女の指導力に多大な敬意を表する」と述べた。

 なおHP社は,新たに後任の社長を迎える予定はないとしている。

 ちなみに米メディア(CNET News.comInfoWorld)によると,米WorldComのCEO,John Sidgmore氏の後継者としてCapellas氏が候補に挙がっていると,Wall Street Journal誌が報じている。

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