米IDGの「Computerworld」誌が米国時間11月14日に,消費者によるノート・パソコン購入時の判断基準に関する調査結果を発表した。それによると,「ポケベルのような,コンピュータと関係ない付属機能」について消費者の多くが「重要でない」と答え,13項目ある判断基準のなかで最下位となった。

 米Microsoftが先日リリースを明らかにしたTablet PCのようなペン入力機能については関心がほとんどなく,「Microsoft社や,米Hewlett-PackardなどTablet PCを発売する予定の企業にとって不吉な兆候がみられる」(Computerworld誌)

 Computerworld誌が1000人以上のノート・パソコン・ユーザーを対象にアンケートを実施したところ,最も重要視される判断基準は「ディスプレイの品質」と「バッテリの連続駆動時間」であることがわかった。また,ユーザーが「バッテリの連続駆動時間」と「プロセサの性能」の両方を「かなり重要」と判断したのに対し,ベンダーは「近い将来では,1台のパソコンでこれらの両立はできないだろう」とコメントしたという。

 また,ほとんどのユーザーは,「価格」「サイズ/重量」を最重要項目としなかった。

 この調査では,13の判断基準項目を「極めて重要」(5点)から「まったく重要でない」(1点)の5段階で評価した。全13項目の平均点数は以下の通り。

・ディスプレイの品質:4.22
・バッテリの連続駆動時間:4.14
・プロセサの性能:4.02
・メモリーまたはハード・ディスク装置の容量:3.96
・耐久性:3.85
・購入価格:3.82
・重量:3.71
・サイズ:3.63
・マルチメディア機能:3.48
・無線機能:3.19
・ハードウエアによるセキュリティ機能:2.84
・手書きペン入力機能:2.08
・コンピュータと関係ない付属機能(ポケベルなど):1.86

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