米Iomegaが米国時間11月19日に,データ復旧サービス「Iomega Data Recovery Services」を発表した。ハード・ディスク装置の故障,ファイルの破壊,記憶メディアの損傷などで失ったデータを復旧させるための,企業および消費者向けソリューションを提供するという。

 「Iomega Data Recovery Servicesでは,危険を冒さずに重要なデータの復旧を試みる。ハード・ディスク装置の故障,パスワード喪失,読み取り不能テープ,コントローラの障害,記憶メディアの損傷,操作ミスによるファイル削除または上書きなど,データ損失の原因は問わない」(Iomega社)

 Iomega Data Recovery Servicesの内容は以下の通り。

・状況確認および見積もりは無料

・問い合わせの順番に応じて対応する「Priority-Response Service」と,直ちに対応する「Critical-Response Service」の,2種類のサービス・レベル

・Iomega社の施設またはオンサイト(オプション)で,365日24時間サービスを提供

・作業進捗状況をオンラインで確認可能

・復旧データを顧客の希望するフォーマット/メディアで提供

・作業料金が発生するのは,復旧データしたデータが正常で利用可能な場合のみ

 同サービスの対応するストレージ・アーキテクチャ/機器/メディア/フォーマットには,各種サーバーおよびRAIDアレイ,DLTなどの記憶テープ,DAS/NAS/SANストレージ・アーキテクチャ,内蔵/外付けハード・ディスク装置,あらゆる着脱可能な磁気/光学メディア,フラッシュ・メモリー・カード,既存のメディア・フォーマットがあるという。

 また対応OSは,米MicrosoftのWindows,米Apple ComputerのMacintosh,米NovellのNetWare,UNIX,Linux。

 「当社のデータ復旧技術者は,複雑な復旧作業を行えるよう専門的な訓練を受けている。数Gバイトから数Tバイトといった規模のRAIDサーバー,メディア交換機能付きストレージ装置,特殊なインストールや設定を施した環境,SQLデータベースのデータ破壊,テープの障害,損傷を受けたバックアップ・セットからのデータ展開などに対応できる」(同社)

 Iomega Data Recovery Servicesは同日より利用可能とする。料金と作業にかかる時間は作業の複雑さに応じて異なる。1台のハード・ディスク装置を復旧させる一般的なケースの場合,作業日数は1日から5日,価格は500ドルから。

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