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 米Verizon Wirelessは,同社のデータ・サービスの提供に関して米Trio Teknologiesと提携した。Verizon Wireless社が米国時間11月19日に明らかにしたもの。これによりTrio Teknologies社は,Verizon Wireless社の1XRTT高速データ・ネットワーク「Express Network」,CDPDデータ・サービス「Mobile IP」,CDMAデータ・サービス「Mobile Web」を取り扱うことになる。

 Trio Teknologies社は無線広域ネットワーキング(WWAN)製品およびサービスを手がける付加価値卸売り業者。米国内で,無線データ業務ソリューションに対応する設計および導入サービスを,再販業者に提供している。今後Trio Teknologies社は,米国内にあるVerizon Wireless社のネットワーク上で使用可能なすべてのデータ処理ハードウエアについて,マーケティングおよびソリューション統合を進める。

 「Express Networkを利用すると,無線データ通信の使い勝手が大きく向上する。無線WWWブラウジング,電子メール,企業のイントラネットやVPNに対するアクセスを,家庭からのダイヤルアップ接続と同等もしくはそれ以上の速度で実行できる」(Verizon Wireless社国内ディストリビューション担当Tony Heyman氏)

 Trio Teknologies社社長のGordon Dahl氏は,「この提携のポイントはExpress Networkサービスにある」と説明する。「当社のパートナの多くがこの1XRTTサービスのスループット速度を理由に挙げ,具体的に同サービスを要求していた」(同氏)

 Express Networkのデータ転送速度は平均で40kbpsから60kbpsあり,最高で144kbpsに達するという。Mobile IPは,原理的に安全かつ経済的なCellular Digital Packet Data(CDPD)技術をベースにしており,「法執行など多くの垂直市場で利用されている」(Verizon Wireless社)

 またMobile WebはMSNと組み合わせることで,WWWブラウジングのほか,HotmailやMSN MessengerなどMSNのサービスの利用が可能となる。

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