米Mirapointは同社製メッセージング・システム向けのアンチ・スパム・ソリューションを米国時間11月20日に発表した。Mirapoint社の「Message Server」と「Message Director」に組み込んで利用できる。

 Mirapoint社では,「現在利用可能なアンチ・スパム製品のほとんどは,力任せの比較手法や,メッセージをふるいにかけて絞り込むフィルタを使っているが,スパム送信者はこうした対策を簡単に攻略してしまう」と説明する。「この種の製品は誤判断やメール喪失の危険が高く,プライバシ面で妥協している」(同社)

 さらに既存製品の問題について同社は,「ハードウエアを追加投資する必要がある上,導入や設定が複雑」と指摘する。

 それに対しMirapoint社のアンチ・スパム・ソリューションは,同社製メッセージング・システムに統合できるので迅速かつ簡単に顧客の環境に導入できるという。「発見的規則に基づいたスキャン機能,ホワイト/ブラック・リスト,コンテンツ・フィルタリング,SMTPベースの認証などを組み合わせ,効率よくスパムを阻止できる」(同社)。また,ネットワーク経由で発見的規則用フィルタをアップデートできるので,次々と新しい回避策を講ずるスパム送信者にも追従可能という。

 アンチ・スパム機能は,Webベースの管理インタフェースまたはコマンドライン・ツールから設定する。メール管理者は疑わしいメールに対し,自動的に削除したり怪しいメール用のフォルダに移動したりといった処理を指定できる。

 同アンチ・スパム機能は,Message ServerおよびMessage Directorで直ちに利用可能とする。利用に当たっては,「Mirapoint Messaging Operating System 3.3」のダウンロードと,ライセンス・キーの入力が必要。価格はユーザー数によって異なり,ボリューム・ディスカウントも用意する。

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