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 米XeroxのPalo Alto Research Center(PARC)研究所創設者の1人であるAlan Kay氏が米Hewlett-Packard(HP)に加わった。HP社が米国時間11月26日に明らかにしたもの。

 Kay氏はHP社研究所のシニア・フェローとして,オープン・ソースをベースとした新たなソフトウエア・プラットフォームの研究開発にあたる。

 Kay氏は「パーソナル・コンピューティングの生みの親」として知られており,同氏の「未来を予測する最良の方法は,未来を創りだすことだ」という言葉は有名。現在のノート・パソコンの原型となる「Dynabook」を構想し,70年代にXerox社PARCでオブジェクト指向言語「Smalltalk」を開発した。米Atari社のチーフ・サイエンティスト(1981~84年),米Apple Computerのフェロー(1984~86年)などを経て,1996年に米Walt Disneyにフェローとして入社。2001年9月に同社との契約を終了した。

 HP社研究所ディレクタ兼研究部門上級バイス・プレジデントのDick Lampman氏は,「Kay氏のような才能ある人物を迎えることができて大変うれしい」と述べ,「彼のエネルギと創造性,そして洞察力は業界に計り知れない影響を与えてきた」と付け加えた。

 「Kay氏の興味と我が社の取り組みは一致している。21世紀の新たなソフトウエア・プラットフォームを開発することだ」(HP社研究所Internet and Computing Platform Technologies部門バイス・プレジデントのPatrick Scaglia氏)

 Kay氏は,「標準規格をベースにしたモジュラ型システムのサポートというHP社の姿勢に賛同する。ユーザーと業界にとって意義のあることだからだ」と述べた。

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