米Intelは,同社に対する技術的な貢献を評価して,新たに5人の「インテル・フェロー(Intel Fellow)」として任命したと米国時間11月26日,発表した。

 Intel社は,同社および業界に対して傑出した技術的貢献を行った人物をインテル・フェローとして任命している。フェローとなった者は,同社で技術的および戦略的リーダーとしての役割を担うほか,さまざまな会議,イベントで同社を代表して基調講演を行っている。「既に46名のインテル・フェローが世界各地で活躍している」(同社)という。

 今回,インテル・フェローに任命したのは,Jose Maiz氏,Thomas Piazza氏,Swaminathan Sivakumar氏,Gregory Taylor氏,Scott Thompson氏の5人。各氏のプロフィールは以下の通り。

・Jose Maiz氏(48歳)
 Technology and Manufacturingグループ,Logic Technology Quality and Reliability担当ディレクタ。Intel社が開発する次世代ロジック製品において,信頼性に関する問題の特定と解決を担当している。Maiz氏はスペインのナバラ大学物理学科を卒業し,オハイオ州立大学で博士号を取得。特許1件を取得している他,7件の特許を出願中である。

・Thomas Piazza氏(49歳)
 Desktop Productsグループ,Graphics Integrated Chipset Architecture担当ディレクタ。主要な統合型グラフィックス・コントローラにおいて,機能の定義,価格,性能,実装など,グラフィックス機能に関連したすべてを担当している。ニューヨーク州プラット・インスティテュート電気工学科を卒業。グラフィックス関連アルゴリズムとメモリーの任意割当に関する特許9件を取得しているほか,14件の特許出願中である。

・Swaminathan Sivakumar氏(36歳)
 Technology and Manufacturingグループ,Lithography担当ディレクタ。次世代リソグラフィ・プロセスの定義,開発,実装を担当している。インドのインド技術工科大学電気工学科を卒業後,イリノイ州立大学で電気工学の修士号を取得。半導体プロセス技術に関する14の論文を発表している。またリソグラフィおよび回路パターンに関する8件の特許を取得しているほか,7件を特許出願中。

・Gregory Taylor氏(43歳)
 Technology and Manufacturingグループ,Mixed Signal Circuit Technology担当ディレクタ。次世代マイクロプロセサの混合信号回路の設計を担当する。レンセラー工科大学のコンピュータ/システム工学学部を卒業後,引き続き同大学で修士号と博士号を取得。集積回路の設計とテストに関する34の論文を発表しているほか,同分野の特許を22件取得している。

・Scott Thompson氏(37歳)
 Technology and Manufacturingグループ,90nm Logic Technology担当ディレクタ。次世代プロセスの統合と,トランジスタ設計を担当。フロリダ州立大学で電気工学の学士号,修士号,博士号を取得。トランジスタ設計に関する26の論文を発表しているほか,同分野に関する10件の特許を取得。

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