米Adobe Systems社が米国時間12月2日に,画像サーバー・ソフトウエア「Adobe Graphics Serverの新版「同2.0」の出荷を発表した。新版では,ネットワーク・パブリッシングのワークフローをサポートしている。そのため,企業は,異なるメディアで使われる高品質なイメージの作成,アップデート,再利用が容易にできる,としている。

 同製品は,コンテンツ管理,資産管理,印刷前の諸工程のシステムの要件を満たしながら,Webとクロスメディアの両方のワークフローで使えるように設計されている。BEA,IBM,iPlanet,Oracleといった主要アプリケーション・サーバー上で動作する。

 また,「Adobe Photoshop」,「同Illustrator」,「同GoLive」,「同InDesign」を利用して,同サーバーで自動的にアップデートされる新しいテンプレートも作れる。同社の他製品とファイル形式を統合することにより,複雑なWWWサイトや印刷ワークフローを持つ企業は,カスタマイズされたイメージを複数形式で作成,自動化,配信するための効率的なプロセスを設定できるようになる。

 新機能としては,「Encapsulated PostScript(EPS)」と「Adobe Portable Document Format(PDF)」のサポート,SVGファイルからPDAへの変換,イメージ・メタデータと「Adobe Photoshop 7.0」ネイティブ・ファイルとエンジンンのサポート強化,CMYKイメージ操作,クリッピング・パスのサポートなどが追加されている。

 「Adobe Graphics Server 2.0」は, 同社の正規代理店,VAR,システム・インテグレータを通じて発売中。OEM契約の一部として,「Documentum Media Services」と「MediaBin Brand Asset Management」が付属する。米国における小売推定価格は,単一CPU システム向けで7500ドルから。「Adobe AlterCast」からのアップグレードが,単一CPU向けで2250ドル。ライセンスと価格に関する詳細は,同社WWWサイトに掲載している。

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