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 米Fairchild Semiconductorは米国時間12月5日に,2002年第4四半期の業績予測を上方修正した。同社は,前期の決算発表時に「(第4四半期の)売上高は前期比4~6%減」という見通しを示していたが,これを「横ばい~3%減の範囲にとどまる」に変更した。

 「我々は7週間前,もし受注と出荷が予想より伸びれば,業績予測を上方修正することができると発表した。そしてこれらは,この10月から11月にかけて好調に推移した」(同社会長,社長兼CEOのKirk Pond氏)

 Fairchild社では,同期間にデスクトップ・パソコン,ノート・パソコン,ディスプレイ,電源,消費者向け機器の関連製品の受注が好調だったと説明する。

 ただし価格の下落傾向については「厳しい状態が続いている」(同社)。このため同社は大口取引で苦戦しているという。また同社では,第4四半期全体における価格が前期比下落は3~4%になると見込んでいる。このため粗利率も低下するが,それを先に発表していたコスト削減策(従業員の削減,工場の一時閉鎖)で補うとしている。

 「アナリストは,(2002年第4四半期の)pro formaベースの1株当たり利益を0.07ドルと予想している。これはなかなか難しいが,実現は可能ではある。すべてこの12月の受注と売り上げにかかっている」(同社)

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