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 米Novellと米EMCは,企業データの自動バックアップ・ソリューションに関して両社が提携したと米国時間12月10日,発表した。Novell社の「iFolder」とEMC社のネットワーク・ストレージ・ソリューション製品を組み合わせ,企業の貴重な情報資産が失われるのを回避する。「とりわけ,紛失や盗難の可能性が高いノート・パソコンに有用である」(両社)

 Novell社とEMC社は次のように説明する。「企業の多くは,データのバックアップをエンド・ユーザーに依存している。しかし米SRC Researchの調査によると,企業で使用されるパソコンの最高92%までが全くバックアップされていないのが現状である」(両社)

 両社による共同ソリューションでは,Novell社のiFolderを使って,EMC社のネットワーク・ストレージ・システムである「Symmetrix」と「CLARiiON」のデータを自動的にバックアップする。バックアップされたデータは常に更新され,安全な状態で保存できるという。

 EMC社のネットワーク・ストレージ・ソリューションは,さまざまなストレージ・ネットワーク技術,ストレージ関連のプラットフォーム,ソフトウエア,サービスを統合しているため,企業は費用効果の高い方法で情報の管理,保護,共有を行える。また,サーバーの整理統合によってストレージ機器の利用率が向上できるほか,データの即時復元機能や自動バックアップ機能が業務の継続性を強化する。

 一方,Novell社のiFolderは,ファイルのバックアップを行い,インターネット対応機器からいつでも自由にアクセスできるようにする。バックアップされたファイルは,さまざまなネットワーク上にある任意のコンピュータのファイルと同期化を行う。Linux,Solaris,Windows NT,Windows 2000,のほかNovell社のネットワークOS「NetWare」に対応する。

 なおNovell社とEMC社による共同ソリューションは即日,両社の販売チャネルを通して発売する。

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