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 米SCO Group(旧社名:Caldera International)が米国時間12月18日に2002会計年度第4四半期(8~10月期)の決算を発表した。売上高は1550万ドルで,第3四半期の1540万ドルをわずかに上回った。「事前予測通りの結果となった」(同社)

 当期は純損失として270万ドル(1株当り損失は0.26ドル)を計上した。150万ドルの非現金費用と110万ドルのリストラ関連費用を除いた純損失は6万2000ドル(1株当り損失は0.01ドル)となる。

 なお,90万ドルの非現金費用と120万ドルのリストラ費用を含めた前期の純損失は450万ドル(1株当り損失は0.35ドル),非現金費用8080万ドルと310万ドルのリストラ費用を含めた前年同期の純損失は9100万ドル(1株当り損失は6.38ドル)だった。

 SCO社社長兼CEOのDarl McBride氏は,「過去数四半期にわたって前進しており,2003会計年度中に利益を計上するという目標に近づいている」と述べ,「2003会計年度第1四半期(2002年11月~2003年1月期)は,非現金費用を除いた損益で黒字転換を果たせるだろう」と予測した。

 また同社は「2002会計年度中に長期借入金の支払いをすべて完了したほか,当社の発行済み株式の30%に相当する430万株を買い取った」(SCO社CFOのRobert Bench氏)。

 2002会計年度の非現金費用などを含めた純損失をみると,第1四半期が1100万ドル,第2四半期が660万ドル,第3四半期が450万ドル,第4四半期が270万ドルと,着実に減少している。

 2002会計年度通年(2001年11月~2002年10月)の業績は,売上高が6420万ドルで,純損失が2490万ドル(1株当り損失は1.93ドル)。2001会計年度通年(2000年11月~2001年10月)の売上高は4040万ドルで,純損失は1億3140万ドル(同10.92ドル)だった。なおSCO社は,2001年第3四半期に大規模な買収を行っているため,「両年度の決算報告を単純に比較することはできない」(SCO社)。

 またSCO社は,今後の業績について以下のような見通しを発表した。

・2003会計年度第1四半期の売上高は,1350万ドルから1550万ドルの範囲の見込み

・2002会計年度中に行ったリストラにより,営業費用が5~7%減少する

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