米Goldman Sachs,米Harris Interactive,米Nielsen//NetRatingsが米国時間1月6日に,2002年のオンライン年末商戦に関する調査結果を発表した。ホリデー・シーズン中のオンライン支出は137億ドルで,前年の110億ドルから24%以上も増加した。なお,旅行関連も含めると,前年比約22%増の157億ドルに達した。

 調査は,インターネットを利用する成人の米国消費者9000人以上を対象に,11月2日から12月27日にかけて実施したもの。

 消費者はホリデー・シーズン中の予算の16%以上をオンライン・ショッピングに充てており,その割合は前年の14%から増加した。また,オンラインで買い物をした時期をみると,ホリデー・シーズンの早い時期に購入した人と,クリスマス直前に購入した人に二分されていることがわかった。

 「オンライン・ショッピングをする人が年々増えている。また今年は,消費者がより多くの予算をオンライン・ショッピングに割いたことなどから,オンライン支出が成長した」(Harris Interactive社eコマース担当ディレクタのLori Iventosch-James氏)

 カテゴリ別にみると,「書籍,音楽,ビデオ/DVD」が前年比40%増の約31億ドルで首位に立った。2位は「アパレル/衣料品」の約27億ドル,3位は「旅行関連」の約20億ドルだった。

 前年と比べ最も急成長を遂げたのは「玩具/ビデオ・ゲーム」(約20億ドル)と「民生電子機器」(約18億ドル)である。いずれも売上高が前年と比べ72%以上も増加した。

■表1 2002年11月2日~12月27日のカテゴリ別売上高(単位:100万ドル)

        カテゴリ                売上高         前年比成長率
1. 書籍,音楽,ビデオ/DVD       3,113             40.0%
2. アパレル/衣料品              2,680             20.3%
3. 旅行関連                      1,971              5.8%
4. 民生電子機器                  1,960             72.4%
5. 玩具・ビデオ・ゲーム          1,843             72.5%

出典:Source: Goldman Sachs社,Harris Interactive社,Nielsen//NetRatings社

 また,オンライン消費者を年齢層別にみると,18~24歳の年齢層が全体の17%を占め,昨年から7ポイント増加した。

■表2  2002年11月2日~12月27日の年齢層別オンライン消費者

年齢層            2001年に             2002年に
              全体で占める割合     全体で占める割合    
18~24歳            10%                  17%
25~34歳            23%                  21%
35~44歳            26%                  22%
45~54歳            22%                  21%
55歳~              19%                  19%

出典:Source: Goldman Sachs社,Harris Interactive社,Nielsen//NetRatings社

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