米RealNetworksは,メディア配信プラットフォームである「Helix DNA Server」のソースコードの公開を,同社が米国時間1月22日に発表した。これは,Helixプラットフォームの3番目のソースコード・コンポーネントとして公開された。同社のソース・コード公開の取り組み「Helix Community」を通じてソフトウエア開発者に配布される。

 「Helix DNA Server」デジタル・メディアを配信する製品の開発を行うためのソースコード・ベースを提供する。同社のメディア配信サーバー「Helix Universal Server」の中核となるソースコードで,複数のフォーマットに対応する。同コードの公開により,開発者は初めて,プロデューサ,サーバー,クライアントで構成されるエンド・ツー・エンドのメディア配信プラットフォームのソースコードにアクセスできるようになった。

 また同日,同社は,前年7月に設立された「Helix Community」という開発コミュニティに参加する開発者が1万人を越えたことを明らかにしている。

 「Helix DNA Server」のソースコードにより,開発者はライブ,オンデマンドのストリーミング, Webコラボレーション,モバイル・メディア配信,インハウスのストリーミングなどに向けた複数フォーマットの製品を構築できるようになる。MP3,RealAudio,RealVideoのストリーミングが可能。MPEG-4システムのライセンス条件がリリースされた後に,MPEG-4のサポート追加を予定している。開発者は,Windows MediaやQuickTimeといったその他のメディア・タイプの拡張も作成できる。同サーバーは,AIX,HP-UX,Tru64,FreeBSD,Linux,Solaris Windows NT,Windows 2000で動作する。

 「Helix DNA Server」の主な特徴は次の通り。
・第9世代のメディア・サーバー
・RTSP,RTP,SAP,SDPといった業界標準のストリーミング・プロトコルとトランスポート
・ライブとオンデマンドのブロードキャスティング
・ネイティブでMP3に対応
・RealVideoとRealAudioコーデック/ファイル形式のサポート
・管理,監視,記録
・ペイ・パー・ビューなどに向けたクライアント認証のサポート

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