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 米Hewlett-Packard(HP)と米AOL Time Warner傘下のAmerica Online(AOL)は,企業向けインスタント・メッセージング(IM)サービスの提供に向けて提携した。両社が米国時間1月22日に明らかにしたもの。この提携によりHP社は,同社のメッセージング・サービスの一環としてAOL社のIMサービス「Enterprise AIM Services」を提供する。

 なお両社は,契約金額や期間などの詳しい取引条件については明らかにしていない。

 「Enterprise AIM Servicesは,AOL Instant Messenger Serviceをベースとした初の企業向けIMサービスで,企業はIMの管理を容易に行うことができる」(HP社)

 HP社では,「企業は作業現場などで,即座に従業員や顧客と連絡を取れることを重要視するが,同時にネットワークのセキュリティ確保も必要としている」と説明する。AOL社と協力してIMサービスを展開すれば,堅牢かつ多機能なメッセージング・ソリューションを提供できるという。

 「HP社と組むことで,さまざまな企業が高度に集約された企業専用IMアプリケーションを利用可能となる。その結果,企業や従業員は,より迅速に行動できるようになり,効率や生産性が向上する」(AOL社戦略事業ソリューションズ担当上級副社長のBruce Stewart氏)

 またHP社は,AOL社の「Enterprise AIM Certified Partner Program」に参加したことを明らかにした。これによりHP社は,AIM用ゲートウエイ「Enterprise AIM Gateway」を使用する企業向けのAIM対応アプリケーションの構築と,同社の既存エンタプライズ・ソリューション・スイートへの組み込みが行えるようになる。「この種のアプリケーションを使用すると,経費を削減できる上,企業メッセージングのパフォーマンスを改善できる。同時に,業務内容やユーザー構成の変化にも対応も可能だ」(同社)

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