米Hewlett-Packard(HP)は,教育市場に向けて代数計算を行う新しい電卓の2製品「HP 9g」と「同9s」を米国時間1月23日に発表した。このモデルは,逆ポーランド記法(RPN:Reverse Polish Notation)の強化と開発とともに,教育と金融に関わるユーザー向け代数計算機の提供狙う計画の一環として提供される最初の製品となる。

 「HP 9g」はグラフの作成機能を持つ計算機。グラフを作成する能力と単純な方程式を解く必要がある高等学校の生徒に向けたエントリ・レベルのツール。ユーザーは,方程式とグラフ用にスクリーンを分割したり,自分のデータと計算方法を入力できる。また,単位換算機能とさまざまなシステム・モードを提供する。

 「HP 9s」は日常における使用と,基本的数学と科学に関わる問題を解決する必要がある中/高等学校の生徒に向けた関数電卓。基本的な単位の変換から小切手帳の計算まで,多様な用途に適している。主な機能として,6つの一般的な単位の変換,10進小数点の選択,4つの基本的オペレーション・モード,ワンタッチで統計を編集するボタンなどを提供する。

 「両製品は,同年を通じてHPが提供する製品の始まりに過ぎない。製品開発計画が進み,新しい販売とマーケティング・パートナとの共同作業も始めている」(同社)

 HPは,新しい販売とマーケティング・パートナとして,北米とメキシコ地域はNew Age Distributors,欧州とアジア太平洋地域がMORAVIA Consulting,ラテン・アメリカ地域はAbboud Tradingと提携している。

 「HP 9g」と「同9s」は,それぞれ推定小売価格39.95ドル,14.99ドルで発売中。

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