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 米Network Associatesの一部門であるAVERT(Anti-Virus Emergency Response Team)が米国時間1月25日に,ワーム「W32/SQL Slammer」について警告を発した。同社による危険度の評価は「高」。

 Slammerは米Microsoftのサーバー・ソフトウエア「SQL Server 2000」のセキュリティ・ホールを利用しようとする。UDPポート1434番に大量のトラフィックを送りつけ,SQL Server 2000搭載サーバー間で繁殖を試みる。AVERTでは,25日朝のSlammer検出以来,世界中で数百台のサーバーが感染したとの報告を受け取っているという。

 Slammerが利用するのはSQL Server 2000のバッファ・オーバー・フローの欠陥だが,「Service Pack 2」または「Service Pack 3」をインストールしているサーバーには感染しない。Slammerはサイズが376バイトで,以下の文字列を含んでいる。

     h.dllhel32hkernQhounthickChGetTf
     hws2
     Qhsockf
     toQhsend

 処置方法は,Microsoft社が提供しているパッチ「MS02-034」または「MS02-039」を適用し,再起動すること。この作業によりワームはメモリーから消去され,再感染を防ぐことができる。MS02-034やMS02-039は,Microsoft社WWWサイトから入手可能。

 Slammerの詳細な情報は,Network Associates社のAVERTのWWWサイトをはじめ,アンチウイルス・ベンダー各社のWWWサイトで掲載している。

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