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 米Trend Microが米国時間1月25日に,ワーム「WORM_SQLP1434.A」(別称「SQLSlammer」「Sapphire Worm」)について警告を発した。同社による危険度の評価は「高」。

 SQLSlammerは米Microsoftの「SQL Server 2000」を搭載したシステムを狙って攻撃する。感染すると,別のSQL Server 2000搭載システムにパケットを送りつけ,繁殖を試みる。そのため,ネットワークは通信速度が低下し,停止状態に陥ることもある。

 SQLSlammerは,SQL Server 2000の「Resolution Service」でバッファ・オーバーランが生じるセキュリティ・ホールを利用し,パケットに含まれるコードを実行する。コードを実行すると,ランダムなIPアドレスを生成し,自身をUDPポート1434番に送りつける。この行為が,DDos(Distributed Denial of Service)攻撃を引き起こす。

 処置方法は,SQL Server 2000の「Service Pack 3」をインストールし,最新のパッチを適用すること。Service Pack 3はMicrosoft社のWWWサイトからダウンロード可能。Trend Micro社は,UDPポート1434番を遮断することも勧めている。

 SQLSlammerの詳細な情報は,Trend Micro社のWWWサイトをはじめ,アンチウイルス・ベンダー各社のWWWサイトで掲載している。

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