PR

 米AT&T Wirelessが米国時間1月28日に,IEEE 802.11b(Wi-Fi)規格を使った無線LANサービス「GoPort」の提供を北米で開始すると発表した。「Wi-Fi市場に本格的に参入する」(同社)

 現在,デンバー国際空港でGoPortサービスに登録することができる。また2月中旬より,AT&T Wireless社のサイトからも登録できるようになる。サービス利用者はフィラデルフィア国際空港,オースチン空港,シアトル空港など米国各地の10の空港のほか,主要ホテルでサービスを利用できる。

 「移動の多いプロフェッショナルにとって,常にインターネットに接続できることは,もはや必須条件である。ユーザーがGoPortなどの無線データ・サービスによって,移動中も必要な情報にアクセスできる時代が到来した」(AT&T Wireless社 Wireless Mobile Multimedia Services部門担当副社長のValerie Kahn氏)

 AT&T Wireless社は,同社のGSM/GPRS市場で無線LANサービスを展開する。

 GoPortサービスの利用料金は以下の通り。

・1回接続:9.99ドル(1カ所から24時間内であれば無制限に接続可能)
・5回接続パック:29.99ドル(180日間有効)
・10回接続パック:49.99ドル(30日間有効)
・1カ月無制限パック:69.99ドル(30日間有効)

 またAT&T Wirelessは同日,ローミング・サービスの提供に関して,Wi-Fiサービス・プロバイダの米Wayportと提携したことも明らかにした。この提携により,GoPortサービスの利用者は,Wayport社が米国各地の空港や475のホテルで提供する高速無線接続サービスも利用できるようになる。

 「AT&T Wirelessと協力体制を敷くことで,モバイル環境のユーザーに広範なサービスを提供する。ビジネス・ユーザーが,当社の接続サービスを積極的に利用することが予想され,ホテルや空港の収益も向上するだろう」(Wayport社CEOのDave Vucina氏)

 なおWayport社は,AT&T Wireless社のほかにも米Boingo,米iPass,米GRIC Communicationsとローミング提携を結んでいる。

◎関連記事
いよいよ本番,“WiFiビジネス”――AT&T,IBM,Intelが無線LANサービス事業に参入
「2002年のホットスポットは6倍増,1万2000カ所を超える」,米調査より
ホットスポット普及のカギは,通信事業者間の“ローミング”にあり
「急成長する無線LAN市場,企業ユーザーがホットスポットの普及を促進」,米企業の調査
歩先を行く米国のホットスポット――普及支える三つの鍵 
ホットスポットのローミング・サービスを推進する業界団体が発足,米ウェイポートや米シンボルなどが参加
ウエイポートと米インテル,Wi-Fi無線LANサービスの普及促進で協力
次の無線LAN規格って,どれが本命?

[発表資料(1)へ]
[発表資料(2)へ]