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 ソニーとスウェーデンのEricssonは,両社の合弁会社Sony Ericsson Mobile Communications, AB(SEMC)社に対する追加出資を決定した。両社が現地時間1月29日に明らかにしたもので,2003年第1四半期中にそれぞれ1億5000万ユーロ(約1億6300万ドル)ずつ出資する。

 追加出資の目的について,両社は「SEMC社の資本構成強化を図り,事業拡張を支援するため」と説明する。「この出資は,ソニーとEricsson社がSEMC社の運営を継続させる姿勢を表している」(両社)

 また両社は同日,SEMC社の2002年第4四半期決算も発表した。売上高は12億3500万ユーロ(約13億3800万ドル)で,前年同期に比べ18%増,前期に比べ42%増加した。同社が出荷した携帯電話機の台数は710万台で,前年同期と比べると4%増,前期に比べると42%増であった。

 税引き前の損失は7700万ユーロ(約8341万ドル)で,前年同期の損失は7500万ユーロ(約8125万ドル)。また純損失は6900万ユーロ(約7478万ドル)で,前年同期は損失7000万ドル(約7586万ドル)であった。

 なお米メディアの報道(InfoWorld)によると,SEMC社の2002年第4四半期における携帯電話機市場シェアは約6%で,前期の4.9%から上昇したという。

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