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 半導体製造装置メーカーの米Applied Materialsが米国時間1月31日に,2003会計年度第1四半期(2002年11月~2003年1月期)の業績見通しを発表した。受注額が2002年11月13日時点の予測を下回る見込みだという。

 同社によれば,2002年11月~2003年1月期の受注額は前期と比べて約35%減少する見通し。従来の予測である前期比20%減を大幅に下方修正するかたちとなる。ちなみに,前期の新規受注額は15億6000万ドルだった。

 Applied Materials社会長兼CEOのJames C. Morgan氏は,「景気の低迷や,対イラク情勢の懸念から,顧客は設備投資を先延ばしにしている。このため,注文が予測を大きく下回った」と説明した。

 同社が11月13日に発表した2002年11月~2003年1月期の売上高予測は,前期の14億5000万ドルから20%減少。収支は黒字の見込みだが,「人員削減などのリストラ関連費用によっては,わずかに損失を出す可能性がある」(Applied Materials社)としている。

 Applied Materials社は11月4日に,「半導体市場の落ち込みを受け」(同社)従業員の11%程度にあたる約1750人を削減する計画を発表している。(Applied Materials社のプレスリリース

 なお,同社は正式な2002年11月~2003年1月期決算の報告を,2月11日に行う予定である。

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