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 韓国のSamsung Electronicsが英Symbianに出資する。両社がフランスで現地時間2月17日に発表した。

 Samsung社は,1700万ポンド(約2700万ドル)でSymbian社の株式の5%を取得し,株主としてSymbian社の監査役会に出席する。なおSymbian社には,スウェーデンのEricsson,松下電器産業,米Motorola,フィンランドのNokia,英Psion PLC,ドイツのSiemens,Ericsson社とソニーの合弁企業Sony Ericssonが出資している。

 Samsung社Mobile Communication部門ジェネラル・マネージャ兼上級バイス・プレジデントのSang-Jin Park氏は,「当社の経験とノウハウを『Symbian OS』の技術的かつ戦略的開発に役立てたい」と説明した。ちなみにSamsung社は,GSM/GPRSとCDMA対応スマートフォン向けにSymbian OSのライセンス供与を受けている。

 Symbian社CEOのDavid Levin氏は,「Samsung社の出資を歓迎する」と述べた。また,「現在8件のライセンス契約のもとで,22種類のSymbian OS搭載機が開発段階にある。今年は多くのSymbian OS搭載機が広範囲で登場するだろう」と付け加えた。

 Samsung社を加えた場合の各社の出資比率は以下の通り。

出資企業                   従来               Samsung社参加後

Ericsson / Sony Ericsson   20.0%              19.0%
松下                        8.4%               7.9%
Motorola                   20.0%              19.0%
Nokia                      20.0%              19.0%
Psion                      26.6%              25.3%
Samsung                      -                 5.0%
Siemens                     5.0%               4.8%
合計                      100.0%             100.0%

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