米Microsoftは米国時間2月25日,「Windows XP Professional」と「Office XP」の導入を支援する「Windows XP Application Compatibility Toolkit (ACT) 2.6」を発表した。使用しているアプリケーションとの互換性チェックや,不足しているセキュリティ・アップデートのスキャンなどを合理化することで,「Windows 95」「Windows 98」 「Windows NT 4」と比べ,導入に要する時間を最大67%削減できるという。

 同ツールキットはMicrosoft社のWWWサイト,Microsoft Desktop Centerから無料でダウンロードできるほか,「Desktop Deployment Customer Toolkit CD」にも収録する。

 Windows XP ACT 2.6を利用すれば,アプリケーションの互換性チェック以外にも,Windows XP向けにアプリケーションを最適化することができるという。Microsoft社が800種類以上のアプリケーションを使用する企業9社を対象に行った調査では,同ツールキットを利用することで,アプリケーションの95%以上がWindows XPと互換性があることを事前に確認できたという。

 「企業ユーザーから,Windows XPの導入を支援するツールを求める声が寄せられていた。このツールキットを使えば,Windows XPへ全面的に移行する前に,アプリケーションのテストを効率的に行い,互換性に関する問題に対処できる」(Microsoft社Windows製品管理担当副社長のRogers Weed氏)

 またMicrosoft Desktop Centerでは,セキュリティ分析を行う「Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) 1.1」も公開している。MBSA 1.1はユーザーのシステムをスキャンし,不足しているセキュリティ・アップデートや,不適切なシステム構成がないかチェックする。スキャン完了後は,各パソコンごとにセキュリティに関するXMLレポートを作成する。

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